オンラインショップを開設し、当初は昭和レトロな万年筆など販売したのですが、次第に商材が減ってきており、他から仕入れて販売することが必要になってきました。
当ショップはレトロ品を中心にそろえているために、中古品を仕入れ販売する場合は「古物商」の許可が必要になります。
いろいろ調べてみると、公安委員会に申請して許可をもらうのですが、行政書士に頼まなくても個人でも申請は可能でした。
今回は砺波警察署に8月1日に申請し、9月9日に申請書通りの許可証を頂きました。
交付時に、営業の注意点などをいくつか説明を受けた中に、古物商であることを店舗やサイトに明示しなければならないそうです。
標識は紙ではNGで、16cmx8cmのしっかりしたプレートが必要です。プレートの作成は検索するとたくさんあり、僕は1000円で作ってもらいました。
申請書の書き方などポイントを備忘録として残しておきます。
・申請書は富山県の場合は「富山県電子申請サービス」からダウンロードできます。
ダウンロードした申請書に記入します。個人は法人より若干記入箇所が少なくて済みますが、迷うところがいろいろありました。
・個人の場合は申請者・代表者・管理者は同一で、営業所は自宅(店舗)
・行商は、営業所(店舗)以外の外で買付・販売する場合は「あり」
・身分証明書は破産や後見人がないことを証明する証明書で市役所で発行
・電子取引を行う場合はURLを記入。先にHPやショップを開設しておくと二度手間にならない
・URLが自分のものであることの証明書が必要だが、大概は依頼してURLを取得するので、URLの開設許可(プロバイダーやクラウド事業者からのメール)を添付した上申書を提出
一通り書いて警察署(公安委員会)にもっていくと確認してくれます。砺波警察署でも必要な書類の一覧など丁寧に対応していただけました。(事前で電話で担当部署や担当者のご都合を確認しておきました)
すべてOKなら19,000円の富山県収入印紙を貼り正式に提出します。
40日後に電話連絡あり、無事許可書を取得できました。許可書には期限がなく、変更や廃業がないならこのままずっと使えるそうです。
これで古物の買取・販売も行えます!
コメント・ご質問等お待ちしております。
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