当店では水引の結納品をお世話しておりますが、昨今は結納そのものが行われなかったり、簡略化される場合が多く、水引細工の宝船を注文される方はほとんど無いのが現状です。
昭和の頃は宝船をもっていくのは普通で、僕が小中学生の時は母が夜なべ(徹夜)して作っていたことが思い出されます。
当店にも展示(見本)用に宝船が一つあるのですが、長年の展示でゆがんでおり、埃だらけのため、新店舗にもっていくのは気がひけ、どうしたものかと思っていました。
棚からおろして少し手を入れると、埃を払い、修復すればそれなりに見えそうなので一度ばらして清掃し、修復してみました。

Before(修復前)


修復中


After(修復後)


今回はここまでです。最終的な全体の船の形やパーツの位置はけっこう難しく、生け花やデザインセンスが必要のようです。(僕には難易度高し)
水引細工の宝船の変遷
家にあった写真から抜粋します。基本的なパーツは変わってないですね。



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