38豪雪・56豪雪

全般

今冬は1月までは暖冬気味だったのですが、2月になって10年に一度という寒波が2回も日本にやってきました。青森や新潟はものすごい積雪らしいのですが、砺波の積雪は幸いにも最深で60cm弱と例年並みで、春を迎えそうです。

豪雪というと1m以上積もるイメージがあり、砺波市の防災資料を調べると下記を見つけました。ここ100年では、第1位が昭和15年の2.43m、2位で昭和38年の2.37m、3位昭和56年の1.81m、4位令和3年1.27m、5位平成23年1.16mとなっています。

 40年来おつきあいのある大学時代の先輩が気象庁につとめていたこともあり、富山市の最深積雪推移のデータを頂きました。これをみると38豪雪は1月下旬、56豪雪は1月中旬がピークだったようです。
なお、先輩は山梨の気象の本も書いており、その中で富山と山梨の気象の違いを説明しておられます。
(参考)山梨の気象 NNS日本ネットワークサービス気象情報室編(山梨日日新聞社)

三八豪雪

戦前の昭和15年の写真は見たことがないものの、昭和38年の豪雪(三八豪雪)の写真は弊店付近でどなたかが撮ったようで砺波市史や写真集によく出ています。

砺波・小矢部今昔写真集より。右側の清登自転車とその奥の中條屋の間に福居紙店があります。
砺波市史より。左に清登自転車があり上の写真集の反対側からになります。
雪がないときの写真です。表題のアイキャッチ画像と比べてください。

当時の店舗は低かったので雪に埋もれていたと思います。この年の3月に僕が産まれ、夏にこの店舗を取り壊し改築しています。両親は冬の間どうやって過ごしていたのか?、雪の被害があったのかもしれません、、、

56豪雪

昭和56年(1981年)の時は、僕は高校3年生で、共通一次試験を控えたお正月、ものすごい雪で、公共施設や家の屋根がつぶれたニュースが多く、皆さん屋根に上って雪下ろしをしていました。

砺波広報から。出町小学校か出町幼稚園と思われます

 我が家でも年末から父が雪下ろしをしていたのですが、「つぶれたらどうするんだ。手伝え!」と命令のもと屋根に上がって雪下ろし。「受験生なんで滑りたくも、怪我もしたくないなぁ」とぼやきながら手伝いました。
 当時の共通一次試験は富山大学で実施され、砺波から1時間強かかります。電車の運休や道路が渋滞する可能性があり、高校から「前泊も検討してほしい」という話があり、友達の何人かもそう決めたそうです。家族と相談し、僕も前日に富山に行って会場を下見し、一人でワシントンホテルに泊まりました。ビジネスホテルなるものに泊まるのは生まれて初めてで、緊張であまり眠れなかった思い出があります。
 幸いなことに、家もつぶれず、共通一次試験も実力どおりの結果となり、今に至ります。

レジーム・シフト

先輩の本によれば、1986年頃を境に気候が変化するレジーム・シフト(気候ジャンプ)という現象が発生したそうです。

降水量はあまり変わらないのに降雪量はあきらかに変わっています。温暖化の影響と思いますが、昨今の警報級でもかってほど積もらないのは実感しますね。将来さらに温暖化になりそうです、、、

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