QCサークル誌2024年11月号の体験事例紹介記事のお手伝いをしました。

QMX(品質・経営・改革)

(一財)日本科学技術連盟の子会社の日科技連出版社が毎月発行するQCサークルの雑誌「QCサークル」には、QCサークル(小集団改善活動)のノウハウや具体的事例がたくさん掲載されています。
QCサークルは高度成長期の約70年前から各企業で行われ、時代の変遷にあわせて変化して実行されています。数十年前はサービス残業で活動したり、発表のための活動になる場合もあり、当時「やらされていた」方は、あまりよい印象を持っていないこともあるかと思います。
それは過去の話です。
現在は小集団(チーム・サークル)でプロジェクト(テーマ)を進める活動が会社では当たり前になり、「改善活動」や「成果の共有」は時間内に行う業務の一環として積極的に位置づけられ、理解のある会社代表や管理職は、人材育成の手段として、この活動で業績を上げている方もたくさんおられます。

ただ、現実的には、改善活動は、その現場ごとに異なり、自分でやってみないとわからないことも多く、何をどのように手をつけるのか、まったくわからない方も多いのではないでしょうか。

そういうときには、やはり、経験豊富な方に教えてもらうのがいいかと思いますが、身近にそのような方がいない場合もあるかと思います。
そのようなテキストにQCサークル誌が使えます。

QCサークル誌では記事に「ポイント」や「学びどころ」など、初心者でもわかりやすいようにコメントいれており、記事をよみながら、自職場にあてはめることで、活動が円滑に進むような工夫をしています。

今回、ご縁があり、2024年11月号の新潟地区推薦の㈱コロナ「タンカーズサークル」さんの事例、「熱交ライン熱交自動セット機におけるチョコ停回数の撲滅」
紹介記事の構成をさせて頂きました。
同じ問題が繰り返しておきないように、「PM分析」で問題を深堀して原因究明・対策を施しているのがポイントです。

QCサークルでは「QC手法」や「QCストーリー」を使うことが多いのですが、活動がマンネリ化したり、「今回はちょっと違うなぁ」と感じた場合は、ぜひ新たなやり方・考え方を取り入れてはいかがでしょうか?
経験値が上がり満足度も高くなります。

勉強は一生ですね。

ご質問・ご意見お待ちしております。

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